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第1集 : 分裂病と秘密 |
土井健郎著 |
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生活臨床からみた精神分裂病者 |
湯浅修一著 |
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自我漏洩症状群について |
藤縄昭著 |
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精神分裂病における単数妄想について |
村上仁, 笠原嘉, 前田正典, 西山昭夫著 |
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分裂病の状況分析 |
萩野恒一著 |
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分裂病の治療過程と家族的背景 |
牧原浩著 |
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分裂病家族の研究 |
井村恒郎, 川久保芳彦著 |
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精神分裂病論への成因論的現象学の寄与 |
木村敏著 |
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言語と妄想 : 精神分裂病の言語論的理解 |
宮本忠雄著 |
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分裂病症状機構に関する一仮説 : ファントム論について |
安永浩著 |
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第2集 : 破瓜病者の文化的背景 |
萩野恒一著 |
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農村の分裂病 : 病態精神地理学の試み |
石福恒雄著 |
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分裂病と神経症との境界例について |
笠原嘉, 加藤雄一著 |
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分裂病者における自己と他者 : 環界へのかかわり方を通じて |
小見山実著 |
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分裂病者の言語とコミュニケーション |
井村恒郎, 木戸幸聖, 臼井宏著 |
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妄想と言語 |
宮本忠雄著 |
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精神分裂病状態からの寛解過程 : 描画を併用せる精神療法をとおしてみた縦断的観察 |
中井久夫著 |
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精神分裂性精神病者と自画像 |
藤縄昭著 |
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身体と自己 : 分裂病的身体経験をめぐって |
木村敏著 |
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分裂病症状機構に関する一仮説 : 「置き去り」効果について |
安永浩著 |
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能と精神病理学 : 能に現れた憑依状態について |
村上仁著 |
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第3集 : 分裂病の発病過程とその転導 |
中井久夫著 |
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分裂病症状機構に関する一仮説 : 慢性様態のファントム論 |
安永浩著 |
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妄想的他者のトポロジイ |
木村敏著 |
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再び境界例について : 強迫と妄想 |
笠原嘉, 村上靖彦著 |
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非定型精神病の遷延例と思われた症例についての一考察 |
村上仁, 上田宣子著 |
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分裂病における治療関係の推移と治療者のありかた |
牧原浩著 |
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パラノイア患者の現存在分析 |
荻野恒一著 |
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分裂病患者とその同胞について |
川久保芳彦著 |
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第4集 : オモテとウラの精神病理 |
土居健郎著 |
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精神分裂病者の自我に関する一考察 : その精神行動様式上の特徴を中心に |
吉松和哉著 |
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分裂病者の長期経過について |
湯浅修一著 |
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集団精神療法より見た精神分裂病 |
鈴木純一著 |
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ヒステリー症状を呈した少女の母親と分裂病者の母親との比較をめぐって |
川久保芳彦著 |
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分裂病双生児の不完全一致例 |
飯田真著 |
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妄想とカーゴー儀式 |
荻野恒一著 |
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日本文化史における狂気の概念と実体 : 〈狂気誌〉の試み |
小田晋著 |
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第5集 : 分裂病の時間論 : 非分裂病性妄想病との対比において |
木村敏著 |
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分裂病の慢性化問題と慢性分裂病状態からの離脱可能性 |
中井久夫著 |
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分裂病の治療過程について : 治療者―患者関係を中心に |
湯浅修一著 |
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分裂病における「自他変換」現象について |
小見山実著 |
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自我漏洩症状と影響症状について |
塚本嘉寿著 |
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早期幼児自閉症の分裂病論およびその治療論への試み |
山中康裕著 |
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否定妄想について : 若い婦人の一例 |
笠原嘉, 須藤敏浩著 |
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輪廻転生(Metempsychosis)を主題とした妄想性精神病の一例について |
上田宣子, 守田嘉男著 |
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第6集 : 生活臨床と治療共同体 |
湯浅修一, 鈴木純一著 |
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妄想指向型分裂病と幻覚指向型分裂病 |
小出浩之著 |
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分裂病者にとっての「主体他者」 : その倫理、二重身のファントム論的考察 |
安永浩著 |
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分裂病の精神力動と母性性 |
吉松和哉著 |
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家族研究を通してみた分裂病について |
川久保芳彦著 |
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エトロマニーの一例をめぐって |
荻野恒一, 児玉憲典著 |
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自己臭体験を中核とした対人恐怖症、あるいは境界例の精神療法過程と女性の《内空間》の形成についての試論 |
山中康裕著 |
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分裂病性現象の継起における分岐 |
小見山実著 |
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分裂病と人類 : 一つの試論 |
中井久夫著 |
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第7集 : 外来における幻覚妄想性精神病の位置づけ |
上田宣子, 林三郎, 村上仁著 |
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状況における分裂病と憑依性精神病 |
西村康著 |
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〈ずれ〉の現象としての分裂病性妄想 |
小見山実著 |
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自己と他者の病理学 : 思春期妄想症と分裂病 |
村上靖彦著 |
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離人性の精神療法過程と女性性 |
山中康裕著 |
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恋愛性転移よりみた分裂病の精神病理 : 入院治療の落とし穴 |
吉松和哉著 |
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精神分裂病治療過程において演じられる種々の役割について |
鈴木純一著 |
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臨床研究方法の一試案 : 輪廻法について |
湯浅修一著 |
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夏目漱石の病跡 |
内沼幸雄著 |
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分裂病症状の辺縁領域 : 意識障害総論と神秘体験 |
安永浩著 |
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記号精神病理学試論 |
高野良英著 |
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第8集 : 病的意識と現実認識について : 精神分裂病者への伴侶的精神療法をとおして |
吉松和哉著 |
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分裂病の原発症状 : 感性と知性の相補性の喪失 |
清田一民著 |
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分裂病症状の辺縁領域(その2) : 強迫型意識と感情型意識 |
安永浩著 |
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時間と自己・差異と同一性 : 分裂病論の基礎づけのために |
木村敏著 |
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青年期に発現する恋愛妄想について |
高橋俊彦著 |
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対人恐怖と躁うつ病 : 分裂病論への逆照射 |
内沼幸雄, 斎藤高雅著 |
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分裂病者のグループに対する反応 |
鈴木純一著 |
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破瓜病者の「社会療法」について |
小山内実著 |
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奇妙な静けさとざわめきとひしめき : 臨床的発病に直接先駆する一時期について |
中井久夫著 |
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記号精神病理学試論(2) |
高野良英著 |
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第9集 : 分裂病の診断基準 |
林宗義著 |
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分裂病症状の辺縁領域(その3) : 非現実感の諸意識とパラノイア型意識 |
安永浩著 |
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超現実的な合理主義的思考と超論理的思考の並立 : 「相補性の喪失」から導き出せるもの |
清田一民著 |
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動きと流れについて : 偶然―必然からみた分裂病 |
島弘嗣著 |
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中年女性の幻覚・妄想精神病 : 状況・年代論的考察 |
水上忠臣, 五味淵隆志, 飯田真著 |
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思春期妄想病の精神療法について : 穏やかな陽性転移の持続を期待して |
藤田早苗著 |
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非定型精神病の家族内力動 |
鈴木浩二著 |
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乱数生成法を通してみた慢性分裂病者の集団における対人関係について |
渡辺登, 川久保芳彦著 |
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世に棲む患者 |
中井久夫著 |
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記号精神病理学試論(3) |
高野良英著 |
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第10集 : 分裂病における分裂の意味 |
土居健郎著 |
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外来分裂病(仮称)について |
笠原嘉, 金子寿子著 |
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単純型分裂病の概念をめぐって |
藤縄昭著 |
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対象喪失と精神分裂病 : 幻想同一化的自我の破綻と発病 |
吉松和哉著 |
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根源的場所とは何か : 一つのパースペクティブを開くために |
島弘嗣著 |
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分裂病と自我図式偏位 : 擬遊戯性、擬憑依、幻聴 |
安永浩著 |
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認識の機能分化と分裂病性思考 : 神経心理学と精神病理学の接点 |
清田一民著 |
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境界例の精神療法 |
山中康裕著 |
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「分裂病のリハビリテーション過程」について : 自己価値の再編を中心に |
村田信男著 |
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第11集 : 精神分裂病の発病・再発状況 : "適応"の観点から |
吉松和哉著 |
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分裂病のスペーシング機能障害 : 身体空間の精神病理 |
市橋秀夫著 |
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分裂病者の「目覚め」の体験と再発 |
永田俊彦著 |
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慢性的寡言寡動状態における会話と物語あそび |
清田一民著 |
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「自分が異常である」と訴える分裂病について |
高橋俊彦著 |
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境界例における多義性と表面性の意義 : 境界例成人の自己表出と対人関係をめぐって |
鈴木茂著 |
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「分裂病」症状を呈する境界例について |
村上靖彦著 |
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境界例と強迫 : 一強迫神経症者の長期経過観察から |
松本雅彦著 |
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分裂病者のグループにおける表現のあり方について |
松本雅彦著 |
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「お馴染み」の治療関係 : 治療者から独立しない人びと |
湯浅修一著 |
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続「分裂病のリハビリテーション過程」について : 障害相互受容のプロセスを中心に |
村田信男著 |
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働く患者 : リハビリテーション問題の周辺 |
中井久夫著 |
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農村と分裂病 |
平山正実著 |
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第12集 : いわゆる「接枝分裂病」の臨床精神病理学的再考 |
坂口正道著 |
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緊張病の精神病理 : 緊張病親和性性格を中心に |
市橋秀夫著 |
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転居後に発症する幻覚妄想状態 : 引越妄想病(仮称)について |
永田俊彦著 |
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分裂病の慢性性と治療状況のかかわり |
江畑敬介著 |
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一境界例患者をめぐって : 臨床的考察と治療経過 |
村上靖彦著 |
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分裂病性幻覚の実体性について |
渡辺哲夫著 |
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精神分裂病と身体体験 : 異常体感を中心に |
吉松和哉著 |
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内省の構造 : 病的な「内省過剰」について |
長井真理著 |
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他者の主体性の問題 |
木村敏著 |
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分裂病の生の形式 : 実用論の要請 |
花村誠一著 |
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分裂病の「記憶・想起」と「奇妙な思考」の問題点 : Af-F と E-eB の類型論 |
安永浩著 |
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初老期に入った分裂病者について |
笠原嘉著 |
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第13集 : オーウェルの「一九八四年」と分裂病 |
土居健郎著 |
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中年後期のパラノイド状態について |
高橋俊彦著 |
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分裂病の晩期寛解について : 三症例の自験例から |
永田俊彦著 |
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人格欠損体験と回顧的体験について : 「内省型」の記述現象学的一考察 |
湯沢千尋著 |
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認知障害と妄想生成の時空的構造連関 |
渡辺哲夫著 |
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クレペリンと早発性痴呆論 |
高野良英著 |
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挿話性緊張病の精神病理と身体距離図式 |
市橋秀夫著 |
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パラノイア性精神病との比較からみた分裂病の病識 |
佐藤哲哉, 飯田真著 |
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分裂病様症状を呈した二症例 : 素因と症状形成について |
内海健著 |
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第14集 : 精神分裂病者の刑事責任能力 |
西山詮著 |
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重症離人症の一例をめぐって : 分裂病診断の検討 |
内沼幸雄著 |
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分裂病例とパラノイア例における嫉妬妄想の比較検討 |
高橋俊彦著 |
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人格分裂体験(『ジキルとハイド』の体験)について : スプリッティングの記述現象学的一考察 |
湯沢千尋著 |
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精神分裂病様症状を伴う感情病について : 症候論的考察と診断過程の検討 |
水上忠臣著 |
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三世代のハワイ系分裂病者の妄想内容と病型について |
江畑敬介著 |
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背景思考の聴覚化 : 幻声とその周辺症状をめぐって |
中安信夫著 |
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へラー症候群概念の現代的意義について |
栗田広著 |
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分裂病発病前後の「不連続的移行現象」 : 特に一回的短期間現象とその関連における超覚醒現象について |
中井久夫, 上田宣子著 |
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分裂病者における「知覚潰乱発作」について |
山口直彦, 中井久夫著 |
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分裂病と注意・認知・行動 |
丹羽真一著 |
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分裂性同性愛 Schizo-Homosexuality : 分裂病様相を示す同性愛の一群について |
及川卓, 馬場謙一著 |
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第15集 : 勘と勘繰りと妄想 |
土居健郎著 |
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精神医学にとっての言語あるいは言語学 : ことばと分裂病のための基礎論 |
安永浩著 |
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離人症における他者 |
木村敏著 |
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二重人格はなぜありにくいか |
中井久夫, 山口直彦著 |
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分裂病の幻視症状について |
佐藤哲哉, 飯田真著 |
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分裂病者の「虚像転移」 : ヒステリー性精神病者との対比において |
新宮一成, 藤縄昭著 |
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精神分裂病と強迫 : 慢性分裂病者にみる常同、強迫、途絶症状の意味 |
松本雅彦著 |
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消耗状態からの回復過程で見られた過渡現象と夢の復活 |
牛島定信著 |
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背景知覚の偽統合化 : 妄想知覚の形成をめぐって |
中安信夫著 |
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分裂病者の逸脱特性 |
中谷陽二著 |
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構造としての対人恐怖パラノイア |
小川豊, 昭笠原嘉著 |
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分裂病者におけるAndersseinの意識について |
長井真理著 |
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分裂病と「重症」離人症との連続性について : 離人症および思考の聴覚化を手懸りとして |
高橋俊彦著 |
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分裂病におけるコミュニケーションの問題について |
島弘嗣著 |
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第16集 : 分裂病者の長期経過(そのニ) |
湯浅修一著 |
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精神分裂病と全般的発達障害 |
栗田広著 |
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「自我意識の異常」は自我の障害か : ダブルメッセージ性に着目して |
中安信夫著 |
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分裂病者の入院治療におけるグループワークの意義 |
鈴木純一著 |
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精神医学にとっての言語あるいは言語学(その二) : 無意識、ラカン、分裂病 |
安永浩著 |
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「治すこと」と「治ること」と : 分裂病治療における「接線的触れ合い」について |
松本雅彦著 |
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分裂病性残遺状態における挿話性病理現象について : 残遺状態の理解に向けて |
永田俊彦著 |
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遅発性分裂病の精神病理学的考察 |
吉松和哉著 |
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分裂病の妄想と救済願望 |
平山正実著 |
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分裂病者は何を語るのか : 父親イマージュの置き換えと圧縮 |
小出浩之著 |
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アジア・アフリカ文化史の中における犯罪と狂気 |
小田晋著 |